毎年夏になると目のかゆみに悩まされ続けて20年ほどになります。
20年前には今ほど花粉症も一般的じゃなかったし、アレルギーの認知度も低かったですよね。
でも私の体はしっかりと反応していたようなのです。
ただでさえ暑くてイライラする夏なのに目がかゆいとイライラ度マックスです。
そんな目のかゆみの原因は…私の場合は花粉アレルギーでした。
夏の目のかゆみの原因は?
夏になると目のかゆみがひどくて、目薬がかかせませんでした。
1年目はなんでだろう…くらいで我慢ができたのですが、2年3年と経つうちに「これは病院に行ったほうがいいかも…」と目医者さんに行きました。
するとお医者さんはまぶたをくるっとひっくり返して、「アレルギーだね」って一言。
「えっ?」私はもうびっくりですよ。
だってそれまではアレルギーとは全く無縁の生活を送っていたし、そもそもアレルギーって何か体に合わないものを食べたり、触ったりしたら起こるものだと思っていました。
20年前の知識ですけどね。
お医者様の話によると、夏に咲き始めるブタクサやよもぎの花粉に反応してアレルギー症状が出ているらしいのです。
私の場合は、目のかゆみだけでしたが、人によっては鼻水が止まらなかったり、咳が出たりするらしいのです。
今となれば「それって花粉症?」って思いますけど、昔のことなのでそこまで考えられなかったのですよね。
そうなんだアレルギーなんだとわかってからは、抗アレルギーの目薬をさすことによって、目のかゆみからは開放されました。
それまでさしていた目薬は、薬局で売っている普通の目薬だったので、アレルギーには効果がなかったんですよね。
勝手な自己判断はやっぱりだめだなと思った出来事です。
夏にも花粉症はあるんです
お医者様に「アレルギー」と診断されてから、夏の花粉症について調べてみました。
すると夏には春とちがって「草本(そうほん)花粉」のアレルギーがあることがわかりました。
春の花粉症はスギやヒノキなど背の高い木の花粉が原因となるのですが、夏の花粉症はイネ科の植物やブタクサ、ヨモギなど背の低い植物の花粉が原因です。
大きな違いは花粉が飛散する範囲です。
春の花粉は広範囲に飛散しますが、夏の花粉は飛散範囲が狭いのです。
ただし草本植物は私たちの生活圏に非常に近い所にあるのがネックです。
たとえば公園の片隅や川の土手などですね。
身近にあるのでそれだけ花粉と接触する確率は高くなります。
夏のアレルギーは防げるかも
私たちの身近で花粉を撒き散らしているブタクサやヨモギを避けることができれば、夏のアレルギーを恐れることもありません。
もしどうしてもこういった植物があるところに行かなければならない時には、花粉よけのメガネをかけたり、マスクをしていきましょう。
そして帰ってきたら家に花粉を持込まないように、外でしっかりと洋服をはらっておきます。
このあたりは春の花粉症を同じ対処法ですね。
夏のアレルギーは草本植物を避けるだけで、発症をふせぐことができます。
またこのブタクサやよもぎは夏から秋そして冬の初めまで花粉を飛散させていますので、夏が終わってからが本番だと思って注意してくださいね。
まとめ
毎年のように悩まされていた夏の目のかゆみは、草本植物の花粉が原因でした。
原因がわかってからは、なるべく生えているところには近づかないようにして、抗アレルギー剤の目薬を定期的にさすようにしていました。
そうするとあんなに悩んでいたかゆみから開放されたのです。
もし今、目のかゆみに悩んでいる方がいらしゃったら、眼科での受診をおすすめします。
正しい診断をしてもらうことが、かゆみから開放される一番手っ取り早い方法ですよ。