梅雨の季節にかぎらず雨が振った日に履いた靴は、ぐっしょりと濡れていて、においもすごかったりします。
そのまま放置すると靴を痛めてしまいますので、きちんとお手入れをしてあげましょう。
すぐに乾かして、消臭してあげると靴も長持ちしますよ。
濡れた靴のお手入れの基本
1汚れを落とす
乾いたタオルで靴に付いている汚れを落としましょう。
靴の中もしっかりと拭いておきます。中敷きを入れている場合には取り出してください。
2靴の形を整える
シューキーパーがある人は、シューキーパーを入れて、靴の形を整えておきます。
ない人は新聞紙で代用しましょう。
新聞紙をよく揉んで柔らかくしてから丸めて靴の中に入れます。
そのままの状態で陰干しをします。
急いでいるときはドライヤーを使いたくなりますが、革の劣化につながりますので、ドライヤーは使わないでください。
3翌日は履かない
濡れた靴が乾くのには多少の時間がかかります。
完全に乾かしてから履きたいので、翌日は他の靴を履くようにしてください。
日頃から3足ぐらいの靴をローテーションで履くようにしましょう。
そうすれば1足1足が長持ちしますよ。
濡れてしまった靴はきちんとお手入れをすれば、蘇ってくれますが、時にはカビがはえたりなど残念なことになってしまったら、靴専門のクリーニング屋さんに出してください。
濡れた靴をすばやく乾かす方法は?
濡れた靴を明日も履きたいなど、どうしても今日中に乾かしたい時には、若干の荒治療も含まれますが、次の方法を試してみてください。
- 激しく濡れた靴の場合は、まず汚れをとってから中に新聞紙を詰めて、そのままタオルにくるんで洗濯機で脱水しましょう。
遠心力のおかげで、靴に含まれている水分が飛ばされ、乾きやすくなります。 - 脱水をした後の靴に新聞紙を入れてます。しっとりとしてきたと感じたらこまめに取り替えましょう。
- 新聞紙を詰めた状態で、扇風機の風をあてます。
靴の内側に風が届くようにあてましょう。
ドライヤーは靴を痛める原因となりますので、使わないでください。
家に浴室乾燥機がある人は、温風が届かない位置に靴を置いておくのも有効です。
またコインランドリーによっては、靴専用の乾燥機を置いているところもあるので利用してみてください。
濡れた靴の消臭にはアレが効きます!
濡れた靴が乾いてきたら、今度は靴のにおいが気になりますよね。
そんな時に使って欲しいのがコーヒーです。
ドリップコーヒーで使った後のコーヒーをそのまま消臭剤として使います。
上の動画のようにつくったコーヒーの消臭剤とにおいの気になる靴を一緒にビニール袋に入れておきましょう。
そうすれば嫌な匂いも気にならなくなります。
まとめ
できるだけ靴はローテーションで履くようにしましょう。
濡れた靴は丁寧に処理した後、扇風機で乾かすと早く乾きます。
コーヒーかすを利用した消臭剤を使えば嫌な匂いともお別れできますよ。