筋膜リリースは筋肉のスムーズな動きや血流、リンパの流れを促進するためにもぜひ受けてみたい施術です。
でも筋膜リリースは痛いっていう声が多いんですよね。
筋膜リリースと比較されるストレッチなら自分で気持ちのいい伸ばし加減ができるので、痛い思いをする人は少ないと思いますが、なぜか筋膜リリースは痛いのです。
それにはある理由がありました。
筋膜リリースが痛いのはなぜ?
筋膜リリースは痛いという声も多くあります。
なぜなら、筋肉には無い「痛覚」が筋膜にはあるからです。
筋膜はがしとも言われる筋肉リリースが痛いと感じるのはごく普通のことです。
施術中に感じる痛みは、やはり柔軟性を失って引き攣りを起こしている筋膜の部分を伸長させることによって起こる痛みです。
そして、筋膜リリースを行なった翌日に強い按摩を受けた後の揉み返しのような痛みを感じることがあります。
これは筋膜を緩めたことで、筋肉が解放されて動き出した証拠だと捉えて良いでしょう。
痛みは避けられませんが、回数を重ねていくうちに少しずつ減っていきますので気長に構えましょう。
筋膜リリース特に痛いところはどこ?
特に痛む部分は普段からコリを感じている部分で、長年コリを起こしている場所は筋膜をはずすために初めのうちはかなりの痛みを感じることがあります。
また、筋膜リリースで激痛(または異常な痛みを感じる)を感じるところは、言い換えれば、筋膜リリースを行なってはいかない部分と言えますので注意が必要です。
▲骨・関節
筋肉の少ない部分である骨や関節部分に筋膜リリースを行なうと、かなりの痛みを感じるだけでなく、傷めてしまう可能性があります。
▲腰
フォームローラー等の器具を腰の下にあててローリングを行なうと、腰を痛めたり、もともとある腰痛の症状が悪化してしまう可能性があります。
※基本的に筋肉が少ない部分、皮膚から骨・関節が近い部分、既に怪我などのトラブルを起こしている部分には筋膜リリースは行なえません。
※筋肉が十分にある部分に行なうようにしましょう。
筋膜リリースちゃんとできていたら痛くなくなる
筋膜リリースは前項でも述べた通り痛みを伴いますので、特に初めのうちは痛みを覚悟しなければなりません。
行なってはならない場所を避け、正しいやり方で筋膜リリースを行なっていくうちにだんだん痛みは減っていきます。
勿論、筋膜リリースは自分自身で行なうことが可能ですが、素人では痛みの判別が難しいこともあります。
心配な場合はエステなど筋膜リリースの技術を専門的に学んでいるところへ施術をお願いすることが賢明です。
https://www.gdaynews.com/2226.html
まとめ
筋膜リリースで痛みが生じるのはごく普通のことであり、施術の回数を重ねるごとに痛みは減っていきます。
自分自身で行なう場合は、骨・関節・腰部など行なってはならない場所を避けることが重要です。
自分の判断で感じる痛みが良いのかどうかの判断できずに心配な場合は、無理をせず、エステなどで専門知識と技術のある施術者へ頼ることがベターです。