朝顔は鮮やかな色が特徴的な夏の花です。小さい頃に色水遊びに夢中になった方も多いのではないでしょうか?
長~い夏休みに今度は子供たちと一緒に朝顔の色水遊びを楽しんでみましょう。
色水と相性ぴったりの半紙を使った遊び方などの紹介をしています。
朝顔で色水を作ってみる
観て楽しむ朝顔を、色水にして楽しんでみましょう。
作り方はとてもシンプルですので、子どもたちと一緒に作ってみましょう。
・朝顔の花(花びらのうち色がついた部分だけ使用)
・ビニール袋
・ペットボトル(きれいに洗ったもの)
①朝顔の花は朝のうちに摘み取っておきましょう。
②花びらのうち色がついた部分だけをビニール袋に入れ、袋の上から指で揉みます。
③ペットボトルの中に絞った朝顔の色水を入れて出来上がりです。
※冷蔵庫で保管(冷凍保存するとさらに新鮮に保つことができます)
朝顔の色水と半紙を使えば…
朝顔の色水と半紙を使って、模様作りを楽しむことができます。
・朝顔の色水
・カップ(プリンカップ大のもの)
・半紙
①半紙を折ります。
(例)縦向きに4つに折り、その端から三角形に折っていきます。※折り方は自由です。
②カップに色水を入れて、①の折った半紙の角を色水に浸します。
※色水をどう浸すかによって出る模様にも違いがあります。
③折り目を広げて乾かして完成です。
色水の遊び方は無限大
色水を使った遊び方はたくさんあります。
先に紹介した半紙を使っての模様作り以外にも、色水を絵の具代わりにして画用紙の上に絵を描くこともできます。
和紙製のハガキに朝顔の色水を使って朝顔を描いて暑中見舞いを送ってみるのも、趣があって良さそうです。
そして、朝顔の色水を使って理科の実験遊びもできます。
朝顔の色は「酸性」に傾くほど赤くなり、「アルカリ性」に傾くほど青くなる性質を持っています。
これは朝顔の花に含まれるアントシアニンという色素によるもので、理科の実験でpHを測るリトマス紙と同じです。
酸性のクエン酸や、アルカリ性の石鹸などを用意して、色水にそれぞれを加えることで色を変化させ、酸性かアルカリ性を当てるクイズもできますね。
アート、そして理科の学習として、朝顔の色水をぜひ活用してみてくださいね。
まとめ
朝顔の色水はシンプルにできて、冷凍保存すれば新鮮な色を長く保つことができます。
色水と半紙を使った模様作りをはじめ、お絵かきや理科の実験クイズにまで使えるので、遊び方は様々です。
自然に触れながら遊ぶ機会が昔に比べて少なくなってしまった現代、ママが子どもの頃に楽しんだ素朴な遊びを子どもたちにシェアしてあげましょう。