毎年夏になると目がかゆい!
花粉症の季節は終わっているはずだし、なんでかゆいんだろう…
そんな意味不明の目のかゆみの原因は、実は身近なものが関係しているのです。
目のかゆみを解消するためには、その原因を知らなければなりません。
夏になると目がかゆい!もしかして私だけ?
私は毎年夏になると目のかゆみに悩まされていました。
花粉症の季節じゃないし、そもそも私はアレルギー体質じゃないし…て思っていました。
目がかゆくなった時には、市販の目薬をさして誤魔化していたのです。
でも、ある夏にどうしてもかゆみが我慢できなくて、目医者さんに行きました。
そしたら先生が「アレルギーですね。」って言うではないですか!
私「えっ?!アレルギーってなんですか??」
先生「花粉症ではないですか?」
私「いいえ、花粉症の症状はありません。」
先生「じゃあ、夏だけなんだね。」
私はこの時初めて、夏の花粉症があることを知ったのです。
夏に目がかゆい原因は、まさかのアレでした。
先生に詳しく話をお聞きすると、夏には春と違って草本植物の花粉症があるのです。
春の花粉症はスギ花粉やヒノキの花粉など、背が高い木の花粉が主な原因ですよね。
夏の花粉症の場合は、イネ科のカモガヤ、ハルガヤ、そしてキク科のブタクサ、ヨモギの花粉が主な原因となります。
そして、これらの草本植物は私たちの極身近に生息しているのです。
川べりの土手や公園など芝生のある所に、草本植物は生えています。
低い位置に生えているので、花粉の飛散範囲は限られています。
春の花粉が数十キロも遠くまで飛散するのに比べて、夏の花粉はせいぜい数十メートルぐらいにしか飛びません。
ですからアレルゲンとなる草本植物の生えている場所を避けてさえいれば、花粉症の症状を抑えることができます。
夏に目がかゆい!気をつけたいアレルギー症状
夏の花粉症は目がかゆくなるほかにも症状がでます。
くしゃみや鼻水、そして咳がでたり、時によっては発熱することもあります。
これらの症状から夏風邪と間違えやすいので、気をつけて観察しなければなりません。
夏風邪の場合は
- 鼻水に色がついている
- 喉に絡んだような咳がでる
- 熱が微熱とは言えないほど高い熱である
などの症状があります。
夏の花粉症の場合は
- 鼻水が透明でさらさらしている
- カラカラと乾いた咳がでる
- 微熱程度の熱が出る
などの特徴があります。
どちらか判断がつかない時には、病院にいって診察を受けるようにしましょう。
まとめ
毎年夏になればなぜ目がかゆくなるのか…その原因は草本植物の花粉でした。
春の花粉症とは無縁の私なので、まさかと思っていましたが、草本植物の花粉と相性が悪そうです。
夏の花粉症の場合は、夏風邪と間違えやすいので、しっかりと区別して適切な処置が必要です。