肩甲骨はがしという言葉は、NHKの「ためしてガッテン」などの健康番組によく取り上げられているので、一度は耳にしたことがあると思います。
よく聞くけれどその効果はどうなの?簡単にできるの?一人でも大丈夫?
肩甲骨はがしは一人でもできる簡単な体操なので、ちょっとした隙間の時間にやるようにしてみてください。
そうすれば体の血めぐりがよくなって、どんより重たい体も軽くなりますよ。
肩甲骨はがしの効果は多種多様
肩甲骨という骨はちょっと特殊な骨です。というのも肩甲骨と体がつながっているところは1ヶ所だけなのです。
それが鎖骨になります。鎖骨は体の前側にある骨なので、背中側に回ってみると肩甲骨は浮いた状態になっています。
肩甲骨は羽のように広がった大きな骨なので、背中側で支える骨がないとなればその他のもので支えなければなりません。
それが肩甲骨回りの筋肉です。
- 小胸筋(しょうきょうきん)
- 前鋸筋(ぜんきょきん)
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
- 大菱形筋(だいりょうけいきん)
- 小菱形筋(しょうりょうけいきん)
- 僧帽筋(そうぼうきん)
これだけの筋肉が重なり合って肩甲骨を支えています。
肩甲骨の動きが悪くなると、これらの筋肉が凝り固まってしまい、そのまま体のあらゆるところに悪影響が広がります。
- 肩こり
- 目の疲れ
- 猫背
- 猫背からくる体のたるみ(バストトップがさがる・おしりが垂れる・おなかぽっこり)
- 骨盤の歪み(腰痛・便秘)
これだけの悪影響があるということは、肩甲骨をしっかりと動かせば体の不調が一気に解消されることになりますよね。
肩甲骨はがしをすれば
- 肩こりが解消される
- 猫背が改善される(バストアップ・ヒップアップ・おなかすっきり)
- 骨盤が整う(腰痛、便秘改善)
なんかすごくないですか?
今まで調子悪かったあれこれがどんどん解消されていくのです。
肩甲骨はがしの方法を動画で確認してみましょう
肩甲骨はがしのやり方は、周りの筋肉のストレッチが基本です。
伸ばしたり縮めたりしながらだんだんと肩甲骨の可動域を広げていきましょう。
肩甲骨はがしをする前にまずあなたの肩甲骨の状態を確認します。
両手を背中に回して手をつなぐことができるかチェックしてみましょう。
右手を上から左手を下から回した場合と、逆の右手を下から左手を上からの2ポーズで確認します。
両方ともに手をつなぐことができれば、あなたの肩甲骨は十分にうごいていることになります。
片方だけしかつなげない人は、肩甲骨の左右のバランスが悪くなってるかもしれません。
残念ながらどっちもつなぐことができない人は、すぐにでも肩甲骨ストレッチを日々の生活に取り入れてください。
肩甲骨はがしは整体院やボディマッサージにいけば、専門家の方にやってもらうことができます。
具体的にどういった施術をされるのかを動画で確認してください。
かなり力を入れて動かしている様子がわかりますね。あれだけグリグリされると筋肉が柔軟になって肩甲骨も動かしやすくなります。
簡単に一人でもできる肩甲骨はがしはこれ
肩甲骨はがしのために毎回整体院通うのも大変ですよね。
そこで一人でもできる肩甲骨ストレッチの方法を探してみました。
座ってできる簡単な体操なので、テレビを見ながらや仕事中のリフレッシュにも最適です。
私が実際にやってみて一番肩甲骨を動かしやすいと思った体操がこれです。
椅子をつかってする体操なので、オフィスではむずかしいかもしれません。
私はお風呂上がりの体が温まった状態でこの体操をやってみました。するとより一層血行がよくなって、体がポカポカして気持ちよかったです。
まとめ
肩甲骨はがしをして肩甲骨周りの筋肉が動きやすくなると、今まで感じていた体の不調から解放されます。
日頃からパソコンに向かう時間が多かったり、重いカバンを片方の肩にかけるクセのある人は、肩甲骨が動きにくくなっていると思います。
簡単なストレッチで肩甲骨は動かせることができるので、意識して日常生活に取り入れていきましょう。