高校受験は一生に一度だけの受験であることが多いですよね。大学受験なら何度も何年かかってでもやり直しができますが、高校受験の場合はそういうわけにはいきません。
それだけ受験生もナーバスになるし、それを見ている親もハラハラしますよね。
いよいよ明日は高校受験。そんな受験前日のご家庭での過ごし方をまとめてみました。
高校受験前日の親の心構え
高校受験前日だからといって特別な日にすることはありません。
あくまでも平常でいつもと変わらない一日を過ごすようにしましょう。
お子さんは明日の試験をひかえて、多少なりとも緊張しているはずです。
それでも様子を見ていると、全然勉強していないんだけど…ぼーっと過ごしているんだけど…と気になって仕方がないママもいるかもしれませんね。
でも今更ジタバタしても脳と心が疲れるだけです。
肝心なのは明日をベストの状態で迎えられるようになること。そのためには前日をいつものリズムで過ごすようにしてください。
もしかしたら受験生よりもママのほうが緊張しているかもしれません。その緊張がお子さんに与える影響は少なからずともあります。
親の緊張は度がすぎるとお子さんに大きな負担となってしまいますので、緊張しやすいママは自分のケアを優先させてください。
緊張をほぐすお手軽な方法としては「瞑想」がおすすめです。
ゆっくりと深呼吸をして、目をつむり呼吸を整えます。大きく息を吸ったら吸った時の2倍の時間をかけて息を吐き出してください。
すると頭の中が空っぽになって「無」の状態になれます。
息が十分に整ってからゆっくりと目を開けると、あれだけ波立っていた心の内側がすっかりと穏やかになっているはずです。
ママが穏やかな気持ちになると家の中の空気も連鎖して穏やかに流れていきますよ。
受験前日の食事はどうする?
受験前日は必勝のとんかつというのはもう伝説となっている話です。
脂っこい食事は翌日に胃もたれを起こしたり、消化が悪くて腹痛の原因となるので、できるだけ避けたほうがいいですよ。
またお刺身やお寿司といった生物も避けるようにしましょう。
緊張している身体には生のものを受け入れることができなくなっているかもしれません。
万が一食あたりになったりしたら大変です。
そう考えると一番のおすすめは鍋料理です。
チゲ鍋など刺激のある鍋ではなく、ごく普通の寄せ鍋にしてくださいね。
そしてくれぐれも食べすぎないこと、腹八分目に抑えてるようにしてあげてください。
受験前日にかけたい言葉
受験前日はいつものように過ごすようにしていても緊張の糸が張りっぱなしかもしれません。
おそらくお子さんはいつもより早めに寝ようとしても寝付けないかもしれません。
そんな時にママから一言「いままで頑張ってきたんだから大丈夫。努力は裏切らないよ。◯◯ならできる!」って声をかけてあげてください。
とにかく受験前日は自分のやってきたことを信じて自信を持たせることが大切です。
「ミスしたらどうしよう」「わからない問題があったらどうしよう」お子さんの心の中は不安でいっぱいです。
そんな不安をかき消す言葉をかけてあげてください。
まとめ
高校受験前日は親も子供も緊張していますよね。
その緊張をうまく解きほぐして普通の日常を過ごせるようにママがコントロールしてあげてください。
受験前日の晩御飯は消化のいい鍋料理がおすすめです。くれぐれも食べすぎないように。
そしてお子さんが安心してぐっすりと眠れるようにモチベーションをアップできる言葉をかけてあげてください。
受験前日はリラックスして過ごすこと。そうすれば試験当日も慌てることなく試験を受けることができます。