日焼け止めを塗っていてうっかり洋服についてしまうことってありますよね。
色の濃い洋服だと白くなってしまったり、薄い洋服なら後々に黄ばんだシミになってしまったり。
お気に入りの洋服ならガッカリ感は半端ないです。
そんな残念な気分にならないように日焼け止めが洋服についてしまったときの解決方法をまとめてみました。
日焼け止めが洋服についてしまったらすぐにやりたいこと
日焼け止めが洋服についてしまったら、洗剤を…と言いたいところですが、まずは服に付いている洗濯表示を確認し、水洗いの可・不可をチェックしましょう。(不可の場合はクリーニング店へお願いしましょう。)
水洗い可であれば、液体の洗濯洗剤または部分洗い用の洗剤を染み込ませ、15分ほど置きます。
※デリケートな素材やパステルカラーのものには、おしゃれ着用の液体洗剤がおすすめです。
その後、水またはぬるま湯を軽くかけ、優しく揉み洗いしましょう。
もし、この方法で落としきれなかった場合は、以下の方法もあります。
- クレンジングオイル&台所用の中性洗剤(1:1)をなじませる
- 酸素系漂白剤を使う
- 固形石鹸を擦りつけて揉み洗い
日焼け止めが洋服の黄ばみになってしまう原因
日焼け止めがつきやすい部分(袖口や襟の内側など)が、気付いたら黄ばんでしまっていたという経験はありませんか?
その黄ばみは皮脂や汗によるシミと違い、黄色みが強く鮮やかです。
原因は、日焼け止めに配合されている「紫外線吸収剤」。
これは、洋服に日焼け止めがついてすぐに起こったものではなく、以前ついてしまった日焼け止めが洗濯で落としきれず定着してしまったものとなります。
そのため、洗濯洗剤よりもパワフルな「酸素系漂白剤」が必要です。
処置が早いほど落とせる確率はグンと上がりますので、鮮やかな黄ばみをみつけたらなるべく早く漂白しましょう。
日焼け止めで洋服が変色することを避けるためには
日焼け止めを使用するかぎり、日焼け止めが洋服についてしまうことはなかなか避けられません。
しかし、変色を防ぐための対策はあります。
基本は、服に付かない工夫と早めの処置です。
- 日焼け止めを塗り過ぎない。
- なるべく服を着る前に塗る。
- 塗った部分にパウダー(無色のベビーパウダーなど)をはたく。
- アウトドアで使うようなウォータープルーフタイプではなく、洗顔や入浴でも簡単に落とせるタイプのものを通常使いにする。
- 日焼け止めが付着しやすい部分には、日頃から部分洗い用の洗剤を使用する。
まとめ
洋服に日焼け止めがついてしまったら、変色を防ぐためにもなるべく早く除去できる洗濯をしましょう。
日焼け止めによる洋服の黄ばみは鮮やかな黄色で、正体は「紫外線吸収剤」が洗濯で落としきれず定着してしまったもの。
黄ばみを除去には「”酸素系”漂白剤」が効果的です。
日焼け止めによる洋服の黄ばみや変色を防ぐためには、日焼け止めをなるべく服に付かないようにする工夫と、付いてしまった後の早めの処置が肝心です。