ことの発端は、今年大学に入ったばかりの娘っ子が夏休みに海外に行きたいと言い出したことです。
うちの教育方針として小さい頃から「海外に行けるときには行っといたほうがいいよ」と言い続けていたので、「とうとうその気になったのか」というのが私のリアクションでした。
話はトントンと進んで「じゃあどこへ行こうか??」と考えていると、鶴の一声が…
娘っ子のおじいちゃんです。
「どうせ行くならアメリカに行ってこい。ニューヨークとワシントンを見てこい。」
スポンサーはおじいちゃんという嬉しいバックアップをもらったので、行き先はアメリカに決定しました。
そして「娘っ子アメリカ一人旅計画」が進められることになったのです。
未成年だけの海外旅行に立ちはだかった壁
娘っ子は今年19歳になる未成年です。今の法律では未成年、数年後に法律改正されたら成人だったかもしれない微妙な年齢です。
いろいろと障壁があるんじゃないかと思っていたのですが、想像以上の壁にぶち当たりました。
娘っ子はじめての海外旅行になるので、安心のためにも大手旅行会社のフリープランのツアーを申し込もうといざ旅行会社へ…。
旅行会社のカウンターで相談すること1時間。
わかったことは3つです。
- アメリカでは保護者同伴なしの18歳未満の旅行はできない。
- ニューヨークでは21歳未満の単身宿泊を受け入れるホテルが少ない
- ニューヨーク発のワシントンオプショナルツアーは最少催行人員2名なので1名申し込みだと確約できない。
1つ目に関しては年齢的にクリアしているので問題なしです。
2つ目はちょっとびっくりしたことなのですが、アメリカは州や都市ごとの法律や、ホテルの営業規則によって年齢制限があるのです。ニューヨークの場合は21歳未満の単身宿泊不可のところが多かった…意外な盲点でした。
3つ目は確約がなかったらワシントンに行けなくなってしまいます。それだと旅行の意味がなくなってしまうので、かなりのダメージです。
どうしようか…
「未成年の娘っ子海外ひとり旅」改めて「未成年の娘っ子はじめての海外見守り付き」
熟考の末に導き出した答えは…
私も一緒に行けばいいんじゃない?
そうすればすべての問題がクリアです。
そこで娘っ子に打診…お母さんも一緒に行ってもいいかな?
最初はちょっと渋りましたが、現地では別行動、プライバシーを守るということで合意です。
娘っ子が海外に行くことは大賛成なのですが、初めての海外ひとり旅なので親として何かと不安な気持ちもありました。
おじいちゃん的にも行ってこいと言ってはみたものの、心配していたようです。なので私が一緒に行くというと安心していました。
未成年の娘っ子アメリカ旅行の旅程を決めました
娘っ子の大学のスケジュールを考えると旅程は1週間くらいが妥当ということに。できるだけ長く滞在できるように現地6泊に決定です。
ここで旦那さんから私に嬉しいお声がけが…
「どうせなら夏美だけもうちょっと長く行ってきたら?」
「ほんとにいいの???」
…ということで私はプラス1週間滞在することにしました。
ニューヨーク3泊とサンフランシスコ4泊です。
実はサンフランシスコは私にとって人生のターニングポイントとなった思い出の場所なのです。
だからお言葉に甘えて滞在を伸ばすことにしました。