ニューヨークに行けば自由の女神は欠かせない観光スポットです。
自由の女神の周辺に近づくクルーズツアーはたくさんあります。でもせっかくならば自由の女神のあるリバティー島に上陸してみようと思いました。
そしてできれば台座まで登って間近で自由の女神を見てみたい…。
そうやって探した自由の女神台座ツアーの体験談です。
自由の女神の中には入れる?台座まで登るためには?
自由の女神観光の楽しみ方としては4つのパターンがあります。
- 上陸しないで周辺をクルーズする
- 上陸して間近で見る
- 上陸して台座までのぼり間近で見る
- 上陸して王冠までのぼり中から見る
これだけのパターンがあるのですが、3の台座までと4の王冠まではそれぞれ事前予約が必要です。
台座までのチケットは約1ヶ月前、王冠までのチケットは約3ヶ月前には売り切れてしまいます。
ただ王冠までの道のりはかなり過酷なものらしく予約サイトにも
エレベーターはありません。
お子さんは4フィート(約122センチ)以上の身長があって、自力で階段を登れなければなりません。
という注意書きがありました。
王冠まではちょっときつそう…っていうか、もうチケットすらない…
かといって台座までのチケットもすでに売り切れ…
どうしよう???
そんな時に見つけたのが自由の女神 リバティー島とエリス島上陸観光ツアー 自由の女神の台座展望台入場付き!というツアーです。
このツアーなら台座へのチケットもついています。ただしガイドさんは英語のみです。
英語のツアーなのでちょっとためらいましたが、口コミを見ていたらあまり英語がわからなくても楽しめたという日本人の書き込みがあったので申し込んでみることにしました。
自由の女神・台座ツアーの集合場所
自由の女神に行くフェリーのチケット売り場周辺には、チケットを買う人の列や、チケットを買った人が乗船するために並んでいる列があって、かなりの人が並んでいました。
私達が参加する自由の女神・台座ツアーの集合場所は、その人が集まっているところから少し外れたところにありました。
地図のに星印をつけましたが「レストラン ピアAハーバーハウス(Pier A Harbor House)前」になります。
集合時間が近づいてきたらレストランの前のベンチに受付が設置されました。
そこで受付を済ませてからその周辺でしばらく待っていると、今日のガイドさんが来られました。
次々と参加者が集合して10人くらいのグループです。国籍はさまざまです。日本人は私達だけでした。
ガイドさんは元高校教師の定年退職された現地の方です。
先生をされていたせいかとてもわかりやすい英語で話してくれるので、わからない単語もありましたが大体の雰囲気で理解することができました。
全員が揃ったところで船へと乗り込みます。乗り込む前には空港にあるような保安検査があって荷物のチェックを受けます。
自由の女神・リバティー島に上陸
船がゆっくりと出港してリバティー島へと向かいます。
途中右手に見えてくるのがエリス島。帰りにこの島に寄ることになっています。
そのまま進むと段々と自由の女神に近づいてきました。
自由の女神を回り込みながら船着き場へと向かいます。
上陸したのは自由の女神の背中側です。
入り口にはまた保安検査場があります。
荷物の大きな人(リュックサックなど)はここで荷物をロッカーに預けなければなりません。自分の荷物の大きさが大丈夫なのか心配な人は、ガイドさんに確認していました。
建物の中に入るとまず目に飛び込んでくるのがトーチです。
これは実際につけられていたトーチだそうです。劣化したために1986年に今のトーチに付け替えられたので、今はこうして展示されています。
同じフロアにはリバティー島の模型がありました。
台座までは階段を登っていくのですが、途中に自由の女神の中を見上げることのできる場所がありました。
上を見上げると鉄骨の骨組みが見えます。
台座までの階段は190段ほどあります。
ガイドさんが足の不自由な方とベビーカーでお子様を連れていたご家族をエレベーターへ案内して、後の人は頑張って階段を登りました。
途中の踊り場で休憩をはさみつつ台座を目指します。
台座に到着すると自由の女神を足元から見上げることになります。
左手を見ればニュージャージー
下を見れば船着き場が見えます。
遠くを見ればマンハッタンです。
台座で景観を楽しんだ後は、下に降りて自由の女神を見上げました。ここでガイドさんがグループごとに写真を撮ってくれました。
その後は自由の女神の資料館を見学しました。
中には顔の模型
足の模型
その他、自由の女神をどうやって作っていったかが展示されています。
資料館の見学が終わったら、再び船に乗り込んで今度はエリス島へと行きます。
エリス島は昔の移民局があったところで、ニューヨークにやってくるすべての移民がここでチェックを受けたそうです。
このあたりまでくるとかなり英語の専門用語が入ってくるので、理解するのが大変でした。なんとなくのニュアンスでこんな感じかな~って聞いていました。
エリス島の見学が終わったらここで解散です。
そのままバッテリーパークに帰ってもいいし、エリス島に残ってもいいということでした。
まとめ
自由の女神は台座や王冠まで登ることができますが、個人でそのチケットを取ろうと思ったらかなり前から予約しなければなりません。
もし予約を取り残った人は、自由の女神 リバティー島とエリス島上陸観光ツアー 自由の女神の台座展望台入場付き!というツアーを利用すると、英語ガイド付きで台座まで連れて行ってくれます。
英語ガイドなので英語が全くわからない人にはちょっとつらいかも…。
私達は台座までのチケットを取ることができなかったので、このツアーを選びました。
ガイドさんの話は半分くらいしかわからなかったけど、十分に楽しめました。