森のバターと呼ばれるくらいに栄養価が高くて、わさび醤油で食べるとまるでマグロのトロのような味わいを持つといえばアボカドです。
お寿司のカルフォルニアロールに入っていたり、サラダに入っていたり、日本でもだいぶんとお馴染みの食材になってきました。
アボカドと言えばあの大きな種が特徴的ですよね。
実はあの種を上手に育てればちゃんとアボカドの木に育つのです。
興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
アボカドの育て方最初の種の処理が肝心です。
まず最初に用意するものは、ガラスのコップまたは瓶、そして竹串3~4本です。
ガラスのコップまたは瓶をていねいに洗っておきます。
そして肝心なアボカドの種も取り出した後は、ていねいに洗いましょう。
最初の発芽を水耕栽培で促します。
アボカドに竹串をさして、尖ったほうが下になるように、水を入れたコップまたは瓶の上に置きます。
ちょうど竹串が支えになってアボカドが水の上に浮かんでいる状態にしましょう。
後はこのまま放置です。
水は腐らないようにこまめに変えてくださいね。
アボカドの育て方室内で観葉植物のように育ててみる
種に竹串をさして水耕栽培を始めてから、平均して2週間位で、種の下が割れてきて根っこが出てきます。
そのまま観察を続けていると、種の上からは芽が出てきます。
ある程度、芽と根っこが伸びて、葉が2~3枚になったら、鉢に植え替えましょう。
そのままにしていると根っこが腐ってくることがあります。
鉢植えに入れる土のは水はけの良い物にしましょう。
赤玉土と腐葉土が7対3くらいの割合がちょうどいいです。
鉢植えに植え替えたら、日当たりのよい所で育てます。
アボカドはもともと熱帯果樹なので、寒さに弱そうにおもいますが、実は耐寒性は強いので、年中屋外で栽培できます。
ただし若い木の間は、5度以下になる日には室内にいれてあげてください。
もちろんずっと室内でも育てることができるので、成長する様子を見守るのもいいですね。
アボカドの育て方実をつけるまで気をつけたいコツは?
アボカドの木は成長が早いので、どんどん大きくなっていきます。
フサフサと葉が茂る木にするためには、新芽を少し摘み取ってください。
そうすれば、より成長が促進されて、葉が増えていきます。
ある程度大きくなったら、剪定や間引きをしてください。
間引きをする時には、斜め上や水平方向に伸びている枝を残すようにしてください。
アボカドの実がなるまでは、かなりの年数がかかると思います。
でも観葉植物として楽しむのには、ちょうどいい大きさになるので、成長を楽しんでくださいね。
まとめ
アボカドの種を水耕栽培するとちゃんと芽がでます。
身近な観葉植物としてして育てるのには、ピッタリの植物です。
新芽をていねいに摘み取ったり、間引きをしたりしながら、成長する姿を見守ってあげましょう。