夏になると冷たい麦茶が暑さを和らげてくれる最高の飲み物ですよね。
お年寄りから小さいお子さんまでみんなで飲める麦茶は作り置きしておくことが多いですが、その賞味期限をご存知ですか?
家庭で作った麦茶をおいしく飲むために知っておきたい5つのポイントをまとめてみました。
麦茶の賞味期限は?家で作った麦茶の落とし穴
家で麦茶を作った時に、いつまで飲めるのか賞味期限って気になりますよね。
家族の多い家では、毎日たくさんの麦茶を消費するので、作った次の日にはもうなくなっている場合が多いですが、少人数の家族やひとり暮らしの場合は、一度作った麦茶を数日間飲み続けることになります。
一般的に家庭で作った麦茶は、3~4日目くらいまではおいしく飲めますが、それ以上となれば作り方によって大きく変わってきます。
毎日消費するご家庭なら、特に作り方にまでこだわる必要はありませんが、一度作ったらしばらく飲み続けるご家庭の場合には、賞味期限を意識した作り方をするようにしましょう。
麦茶は煮出しと水出しどちらが長持ちする?
麦茶を作る時に煮出して作るか水出して作るか、どちらの方法で作っていますか?
簡単なのは水出しなのですが、煮出したほうが、煮沸消毒できたような気がして、長持ちするのかなって思いますよね。
私はいつも煮出して作っています。
実は煮出して作った後のことがとても重要でした。
煮出した後、そのまま常温になるまで放置してから冷蔵庫にしまうのと、急激に粗熱を取ってから冷蔵庫にしまうのとでは大きな差があったのです。
煮出すことによって細菌が死滅してしまうというところまでは、どちらの方法でも同じです。
しかし常温になるまで放置した場合には、放置している間に細菌が増殖してしまいます。
一方で急激に粗熱を取った場合は、細菌が増殖する時間がないので、そのまま冷蔵庫に入れておけば細菌が増えることはありません。
麦茶の安全な保存方法は?保存容器に何を使う?
次に麦茶を保存しておく容器についてですが、プラスチック製のものやガラス製のものがあります。
安くて軽いから取り扱いしやすいということで、プラスチック製が人気を集めていますが、気をつけて欲しいのが、プラスチック製の容器は傷がつきやすいということです。
その傷に細菌が入り込んで、そのまま増殖へとつながることがあります。
麦茶を入れていると、だんだんと茶渋の色がついてくるので、どんな汚れでも落ちると人気のメラミンスポンジを使ったりしますよね。
メラミンスポンジでプラスチック製の容器を洗った場合に、目には見えませんが無数の傷がついているのです。
ですから、麦茶を保存しておく容器としては、ガラス製の方がおすすめです。
また容器から直接麦茶を飲む時には、口をつけないように気をつけなければなりません。
うちの男子も「滝飲み」をするので、いつもヒヤヒヤしていますが、口がついたらそこから細菌が繁殖します。
できるなら「滝飲み」禁止ぐらいの勢いがあったほうがいいですね。
まとめ
以上のことからご家庭で作った麦茶を一番安全に長持ちさせる5つのポイントは
- 麦茶は煮出して作る
- 煮だした後はすぐに粗熱をとる
- 熱湯消毒した容器に入れて冷蔵庫に保存
- 容器はプラスチック製よりもガラス製
- 容器から直飲みしない
これらのポイントを守っておけば、ご家庭で作った麦茶も安心して飲むことができまよ。