毎年やってくる夏の熱帯夜。考えただけで寝不足が心配ですよね。
熱帯夜の寝苦しさは年々ひどくなっているように思います。
その寝苦しさを解消するために、エアコンに頼りたいのだけど、設定温度を何度にすれば良いのかわからないし、電気代も気になるし…
そんなお悩みを解決できるように、熱帯夜のエアコンの使い方をまとめてみました。
熱帯夜のエアコン温度設定は何度にしますか?
夏になると必ず経験する熱帯夜ですが、年々その暑さがひどくなっている気がしませんか?
気がするだけじゃなくて実際にこの10数年の間に熱帯夜になる日数が都市部を中心に増えています。
ひどい時には、夜寝る時になっても室温が30度を超えている日もあります。
室温が高い中で寝ていると、暑さで何度も目が覚めてしまったりと、あまり質の良い睡眠を取ることができません。
そんな時にはエアコンをつかったほうがいいのですが、いざ使うとなれば設定温度を何度にすれば良いのか迷ってしまいます。
エアコンの効きすぎた部屋だと、翌朝体がだるくて仕方がなかったり、余計に体調が悪くなってしまいます。
だからエアコンを使いたくないという人もいるくらいです。
そんなエアコンが苦手な人でも大丈夫な設定温度はズバリ28度です。
日中に28度にしていると、ちょっと汗ばんだりしますが、寝ている間は、歩きまわったりしているわけではないので、28度が適温になります。
熱帯夜にエアコンを使うときタイマーは何時間設定にするの?
熱帯夜のエアコンの設定温度は28度にすることになったとして、今度気になるは何時間ぐらい使うかですよね。
だいたい1~2時間くらいのタイマーを使う人が多いです。
でもこの1~2時間という時間は、人間の睡眠サイクルからすれば、おすすめできる時間ではありません。
人の睡眠サイクルは一般的に90分(1時間半)で1サイクルと言われています。
そして睡眠の質が決まるのが最初の3時間です。
その3時間がぐっすりと眠れるかどうかが、その日の睡眠の質に関係しています。
ですからこの3時間のぐっすり睡眠はぜひとも確保してください。
そこから考えるとその3時間がくる前に、エアコンが切れてしまうことは考えられないですよね。
エアコンは切れた途端に室温が上昇し始めて、それとともに寝苦しさが増加していきます。
せっかく良質な睡眠を取ろうと眠っていても、3時間経つ前に目が覚めてしまいます。
そうならないためにもタイマーを使うのなら3時間後あるいは4時間半後に、エアコンが切れるように設定しましょう。
熱帯夜エアコンと扇風機を併用するコツは?
熱帯夜にエアコンを使う時には、より冷却効果を感じられるように、扇風機を併用するといいですね。
エアコンで冷やされた空気を扇風機で拡散してあげると、部屋全体が涼しくなって快眠できます。
扇風機を併用する時には、風が直接、人の肌に当たらないように気をつけましょう。
直接肌にあたってしまうと、肌表面の乾燥が進んで、カサカサになったり、必要以上に体温を奪われてしまいます。
そういったことにならないように、扇風機の風が直接肌に当たらない位置に置くことが大切です。
適当な置き場所がない時には、扇風機の風を壁に当てるようにしましょう。
そうすれば風が拡散して快適な空間ができあがります。
まとめ
熱帯夜を乗り切るためには、エアコン等の電化製品を上手に利用してください。
我慢して暑い中で寝ていても、体の疲れが取れなくて、夏バテしてしまったり、最悪の場合は熱中症になってしまうこともあります。
エアコンが苦手だという人も、設定温度を高めにしたり、扇風機を併用することによって、より自然な状態にすることができますよ。